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満足度に差が出る!相続・離婚事件の税務

講師

三木 義一 氏(前青山学院大学学長・弁護士)

概要

租税法の第一人者、実務家向け著書も多数、三木義一氏による知的好奇心を刺激する、楽しく分かりやすい講義!弁護士実務は金銭のやりとりや財産の移転を伴うケースがほとんどであるにも関わらず、
それに伴う税法を理解した上で、事件解決に取り組めている先生は多くないではないでしょうか?

税務の基本知識をもって事件処理にあたり、依頼者に「課税リスク」を
アドバイスできなければ、のちのち依頼者が予想外の持ち出しを強いられ、
実は最善の解決になっていなかった、というケースは少なくありません。

本セミナーでは、租税法の第一人者であり、常に実務に即した観点から研究・提言を行ってきた
講師が、税法の考え方から紐解き、弁護士実務に必要な税務知識を全2回のシリーズにて分かりやすく解説します。

本講座は、【相続事件・離婚事件において、弁護士も必ず押さえておくべき知識と論点】について、
知的好奇心を刺激する講師の巧妙な語り口で楽しく学ぶことができます! 金銭に関わる問題は依頼者の最大関心事項です。

税務の問題も、事件処理に関わる範囲では弁護士も知らないでは済まされません。

ぜひ本セミナーをご活用いただき、より良い解決にお役立てください!

こんな弁護士におすすめ

・租税法の基本を学びたい弁護士
・弁護士業務において必要な税務知識を身につけたい弁護士
・相続・離婚の事件処理において、押さえておくべき税務の知識や論点を学びたい弁護士

講義内容

はじめに
遺贈と通常の相続

  1. 相続税の課税方式(0:10:03)
    誰がいちばん相続税を払うべきか?
    遺産取得課税方式と遺産課税方式
    現行日本の相続税制
  2. まず確かめるべきこと(0:49:49)
  3. 弁護士が留意すべき論点
    (1)民法と税法の発想の違い(1:05:50)
    (2)非上場株の分割と5%基準(1:25:17)
    (3)換価分割と代償分割(1:31:06)
    (4)所得税法64条2項(1:39:54)
    (5)遺留分減殺請求(1:57:26)
    (6)離婚財産分与における不動産の譲渡(2:14:21)
    (7)配偶者居住権(2:29:20)
    おわりに(2:50:14)

受講者の感想

・弁護士業務で留意する必要のある項目を幅広に学ぶことが出来て大変ためになりました。(東京都/64期) ・とても具体的な事例を豊富に引用していただき、かつ、質問を投げかけてもらい充実した時間でした。(静岡県/50期)

講師からのメッセージ

弁護士は、もっと税務の領域で活躍できます。 このセミナーで、既存の事件処理に関わる税務への理解を深め、依頼者のためにより良い解決に導いてください。
また、弁護士は訴訟以上に税務調査にも関与できますから、ぜひこの機会にもっと税務への関心を深めていただければと思います。

付属資料

・講義レジュメ

講師詳細

講師名

三木 義一 氏(弁護士・前青山学院大学学長)

経歴(役職等)

中央大学法学部法律学科卒業。一橋大学博士(法学)
民間税制調査会共同代表
青山学院大学学長(2015.12~2019.12)
政府税制調査会専門家委員(2009.9~2013.1)
ミュンスター財政裁判所客員裁判官(1998.4~1998.10)
税のご意見番として、雑誌・新聞メディアによる取材も多数。

執筆・出演・講演等

「日本の税金(第3版)」「日本の納税者」共に岩波新書
「税のタブー」インターナショナル新書
「よくわかる税法入門(第14版)」監修 有斐閣
「典型契約の税法務 弁護士のための税法・税理士のための民法」監修 日本加除出版 「新・実務家のための税務相談(民法編・会社法編)」監修 有斐閣 など、多数。