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交通事故後遺障害認定 解決の医学的糸口 〜頭部・高次脳機能障害編〜

講師

佐藤 俊彦 氏(医療法人DIC 宇都宮セントラルクリニック理事、放射線科専門医、メディカルリサーチ株式会社顧問医)

概要

交通事故事件における後遺障害の立証には、適時・適切な画像診断が なされていることが極めて重要です。
しかし実際には、依頼者の主治医に画像診断の専門性がないために 適切な画像検査がされていない、 あるいは正確な診断がされていない、といったことが少なくありません。

つまり、被害者側弁護士がこのような状況にいち早く気づき、必要な
検査等がなされるよう事件処理を進めることができるかどうかで、
解決に差が出てくることになります。

本シリーズでは、実績豊富な画像診断専門医が、各回のテーマに沿って、
レントゲン、CT、MRI画像を用いて、具体的にどのように診断がなされ
後遺障害が認定されるのかをわかりやすく解説しています。
実際に鑑定依頼のあったケースも多数紹介し、争点となったポイント
およびその鑑定結果を知ることができます。

シリーズ第3回目は『頭部・高次脳機能障害編』です。
頭部外傷事案は長期に渡って争われることも多く、
画像診断や各種検査等とりわけ早期から専門医にかかることがポイントとなります。
本セミナーをぜひ明日からの業務にお役立てください。

講義目次(約58分)

解剖学

頭蓋骨の構成  

脳・脳神経の基本知識

脳画像検査の種類(0:09:54)

高次脳機能障害とは

高次脳機能障害の診断基準

症例解説(0:24:54)

1.高次脳機能障害(対側損傷、受傷直後に意識レベルがクリアであったため高次脳機能障害の有無が争われた事例)

2.高次脳機能障害(MRIでは損傷改善が見られたが症状が継続していた事例)

3.高次脳機能障害(高次脳機能障害と事故との因果関係が争われた事例)

4.高次脳機能障害(脳内出血と事故との因果関係、責任能力が争われた事例)

5.DAI軸索損傷疑い(事故から13年後に高次脳機能障害が診断された事例)

付属資料

・レジュメ
・メディカルリサーチ相談書(特典)<EXCEL版/PDF版>

こんな弁護士におすすめ

・交通事故事件を扱うすべての弁護士
・後遺障害の医学的立証を依頼者の主治医任せにしてしまっている弁護士
・後遺障害事案に強くなりたい弁護士

講師詳細

講師名

佐藤 俊彦 氏
(医療法人DIC 宇都宮セントラルクリニック理事/放射線科専門医/メディカルリサーチ株式会社顧問医)

講師紹介

1985年 福島県立医科大学卒業
1987年 日本医科大学第一病院 放射線科
1989年 獨協医科大学付属病院 放射線科
1993年 鷲谷病院 副院長
    獨協医大非常勤務講師
1995年 (有)ドクターネット(現(株)CMC)設立 代表取締役社長 就任
1997年 宇都宮セントラルクリニック
    (現(医)DIC宇都宮セントラルクリニック)設立 代表就任
2002年 (株)ドクターネット 代表取締役社長(2011年 退任)
2010年 (株)AIIM JAPAN 設立 代表取締役社長 就任
2011年 メディカルリサーチ(株)設立 顧問 就任
    (株)共生医学研究所 取締役 就任(2015年2月退任)
    (株)フリール 取締役 就任(2017年 6月退任)
2012年 野口記念インターナショナル画像診断クリニック
    (現医療法人NIDC)設立 院長 就任
2014年 NPO法人ピンクリボンうつのみや設立 理事長 就任
2016年 トーマスジェファーソン大学客員教授 就任
現在   (医)DIC 宇都宮セントラルクリニック 理事
    セントラルメディカル倶楽部 顧問医
    (株)AIIM JAPAN 代表取締役社長
    メディカルリサーチ(株) 顧問
    NPO法人 野口医学研究所 専務理事
    医療法人NIDC 理事長
    NPO法人 ピンクリボンうつのみや 理事長
    トーマスジェファーソン大学 客員教授

セミナー実績

大樹生命主催セミナー(お客様・職員向け)
積水ハウス協賛セミナー
オリックス生命・オリックス保険会社
モルガンスタンレーPB証券 (営業職員向け)
その他多数

著書

「最新放射線治療でがんに勝つ サイバーナイフとトモセラピーが、がん治療を変える」(幻冬社)
「薬いらずで認知症は防げる、治せる! 認知症医療で後悔しない3つの方法」(イースト・プレス)その他多数