講師

向井 蘭 氏（杜若経営法律事務所 パートナー弁護士）

概要

• 使用者と労働者との間のトラブルが、ひとたび労使紛争に発展すると争点になることの多い「就業規則」。本講義では、労働基準法に具体的な規定のない「賃金関係」について、弁護士が顧問先から信頼を得られる就業規則の作成・改定というものを、就業規則の記載不備の実例や実際の裁判例などを挙げて解説しています。
• 本コンテンツでは、就業規則のなかでも「賃金規定」に焦点を当てて、記載不備の実態やその作成に関わる際の注意点を講師の経験談や裁判例から検証しています。

講義内容（約7分）

就業規則の記載不備とは？

1. 定義や適⽤対象のうっかりミスは⼤きなリスクになる
2. 実態を伴わない就業規則は裁判リスクが発⽣する

資料

• LaborRegulations_vol01.pdf

プロフィール

向井 蘭 氏 （杜若経営法律事務所　パートナー弁護士） 1975年山形県生まれ。

• 平成 9年　東北大学法学部卒業
• 平成13年　司法試験合格
• 平成15年　弁護士登録（第一東京弁護士会）
  　　　　　狩野法律事務所（現・杜若経営法律事務所）入所
• 平成21年　狩野・岡・向井法律事務所（現・杜若経営法律事務所）パートナー弁護士

経営法曹会議会員。労働法務を専門とし、企業(使用者側)の労働事件を数多く取り扱っている。労務問題のプロ弁護士。企業のハラスメント問題を数多く手がけ、ハラスメント予防研修の講師も多数。

【執筆】

• 就業規則の法律相談Ⅰ・Ⅱ（杜若経営法律事務所・編著／青林書院）
• 管理職のためのハラスメント予防&対応ブック（ダイヤモンド社）
• 「社長は労働法をこう使え！」（ダイヤモンド社）
• 「書式と就業規則はこう使え！」（労働調査会出版局）
• 「最新版 労働法の仕組みと仕事がわかる本」（日本実業出版社）
• 「管理職のためのハラスメント予防＆対応ブック」（ダイヤモンド社）
• 「弁護士法第23条の2照会の手引」（第一東京弁護士会）　　……その他多数。

【セミナー・講演等】

• 相手方弁護士タイプ別傾向と対策 顧問先企業に定額残業代が請求されたときの争い方と解決法
• ハラスメント申告と逆パワハラ申告に対する対応実務
• 使用者側特化の労働弁護士が語る！働き方改革関連法の実務対応