それ、懲戒処分になるよ
弁護士懲戒処分の実情を知るベテラン弁護士が、懲戒処分の傾向を解説!弁護士としての非行に及ばない品格ある弁護士像を研鑽します!
講師
柴垣 明彦 氏(日比谷シティ法律事務所・弁護士)
こんな弁護士におすすめ
・登録10年目くらいまでの弁護士
・独立したての相談相手の少ない弁護士
概要
弁護士懲戒処分の実情の広範を知るベテラン弁護士により、 懲戒処分を受ける典型から
懲戒処分に該当する弁護士としての非行の類型などを実際の懲戒事例と併せて解説し、
弁護士としての倫理観を再認識できます。
懲戒処分に至ってしまった事例研究から懲戒に該当する限界事案を知り、
懲戒処分を避ける能力を研鑽し、実際に懲戒処分を受けた時の対処策も
身につくセミナーです。
講義目次
1. 懲戒処分
- 懲戒処分1(懲戒の根拠となる規定と懲戒手続き)
- 懲戒処分2(処分の種類(個人の場合))
- 懲戒処分3(「その品位を失うべき非行」とは)
- 懲戒処分4(懲戒請求された時の対応の仕方)
- 懲戒処分5(懲戒事例数)
- 市民窓口から見えるもの1(6年間の日弁連の懲戒事例の分析結果)
- 市民窓口から見えるもの2(東京弁護士会における市民窓口への苦情(統計))
2. 具体的事例 (21:12~)
- 具体的事例1
- 事件放置
- 精神疾患
- 事件放置から判決文の偽造へ・・
- 事件放置
- 具体的事例2
- 預り金の未返還
- 具体的事例1・2の対策
- もう1つの典型例・・・非弁提携
- 具体的事例3
- 報酬が高い・・・紛議調停手続きへ
- 具体的事例4-1
- 名誉毀損など・・・
- 具体的事例4-2
- 2019年9月以降の公告から(不適切発言など)
3. 非弁提携 (48:30~)
- 非弁提携1
- 非弁提携とは
- 非弁提携2
- 弁護士法72条・74条
- 非弁提携3
- 職務基本規定
- 非弁提携4
- 非弁提携での処分
- 非弁提携の類型
- 古典的非弁提携
- 具体例
- 高齢弁護士の例
- 若手弁護士の例
- 最近の例
- 広告業者との提携
- 司法書士と広告業者に利用された若手弁護士の話
- 探偵業者との提携
- 関連士業提携
- 比較的新しい課題
- ワンストップサービスとの違い
4. まとめ (01:22:59~)
- 事件処理や依頼者対応
- 経済的側面
- 弁護士生活の途中で転ばないために
講師詳細
講師名
柴垣 明彦 氏 (日比谷シティ法律事務所・弁護士)
役職
日弁連常務理事、代議員、弁護士職務の適正化に関する委員会副委員長・事務局長、
業際・非弁・非弁提携問題等対策本部事務局長、子どもの権利委員会、
刑事弁護委員会、裁判迅速化問題対策委員会など