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精神鑑定の判断構造を理解し、弁護活動のノウハウを学ぶ! 本気で争う「責任能力」

講師

菅野 亮 氏(法律事務所シリウス代表、刑事弁護リーダーズネットワーク代表・弁護士)

概要

精神鑑定の判断構造を理解し、弁護活動のノウハウを学ぶ! 本気で争う「責任能力」責任能力など精神鑑定が関わるケースの難しさは、法律判断でありながら
医学の知見に負うところが大きく、医学的判断と法律判断が絡み合っているため、
鑑定人と弁護士・裁判官・検察との役割分担が曖昧になることにあります。

しかし近年、精神医学の発展や社会の変化により病理は多様化、
様々な分野で精神医学が問題になる場面は一層増加し、
裁判における鑑定の数も平成 20 年以来倍増しています(年間 500 件以上)。

その専門性から「何となく」「漠然と」扱われがちである精神鑑定(責任能力)の問題は、
その「判断の構造」をきちんと理解してこそ充実した弁護活動につながります。

精神医学の知見は刑事だけでなく、交通事故や労働、家事など他分野においても問題となることがあるものです。
普段刑事事件を扱わない先生も、本セミナーでその基本的な考え方・扱い方を学び、是非今後の弁護活動にお役立て下さい!

講義詳細

第1部 責任能力の基礎知識 (約10分)

第2部 精神鑑定に関する最新情報(約19分)

第3部 弁護活動の留意点(約39分)

第4部 裁判例の紹介(約46分)

第5部 ケーススタディ(約9分)

実際に講師が担当し検察側鑑定が否定され無罪を勝ち取った事件などを題材に、
具体的な反対尋問の戦略や弁論実践例を伝授。鑑定人とのやりとりのコツなども解説します。