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違法収集証拠排除法則をもっと活用する!違法捜査の戦い方(現代人文社「季刊刑事弁護」共同企画)

講師

概要

近時、覚せい剤事犯における留め置きや所持品検査をはじめ、違法捜査が問題となる裁判例が増えています。ここ10年、違法収集証拠排除法則に関する理論および実務は、大きな進展が見られる分野です。

本セミナーでは、刑事弁護人なら必ず押さえておくべき最新理論はもちろん、「捜査官の反対尋問」に焦点を当て、積極的に違法捜査を抑止するべく技術を磨いてきた講師陣がその経験により培った思考と技術を伝授!セミナー後半には、実際の事件での違法捜査を想定したロープレもあります。受講生によるロープレ後には、講師が実演を交えて弁護実践法をレクチャー。具体的な着眼点・争い方を解説します。

違法収集証拠排除法則の問題は、弁護人なら誰しも扱う可能性があります。一方、違法捜査事案にほとんど不可避な捜査官尋問については、被害者や目撃者等の証人とは異なる、捜査官ゆえに考慮すべきことや、固有の技術が必要であるにも関わらず、そのための実務的研修はほとんど見られません。この貴重な機会をお見逃しなきよう、先生方のより良い弁護活動のために是非ご活用ください!

受講者の声

「実演を通じて反対尋問の順序の大切さがとてもよく理解できた」(70期) 「整理手続における証拠開示の具体例をケースセオリーとの関係の中で理解できた」(65期)

講義内容

第一部

1 違法収集証拠排除法則の基礎知識 2 近時の判例分析 —どこに着目し、何を目標に弁護するべきかー

第二部

実践で学ぶ「捜査官の反対尋問」

付属資料(ダウンロード可能)

・講義レジュメ ・事前配布資料(第二部で課題となる事件記録概要) ・第1部付属資料1 ・第1部付属資料2

講師詳細

講師名

金岡 繁裕 氏(弁護士法人金岡法律事務所 代表弁護士)

プロフィール

2002年弁護士登録。 複雑困難な刑事事件を多く手がけ、各地単位会での研習講師や関連論文に於いて自身の経験を広く還元している。 また、外国人の在留問題を中心に、常時、行政訴訟を担当している。 その一方、離婚、遺産等の家事事件や、交通事件など、町医者的な分野でも相当数の経験の蓄積がある。

講師名

南川 学 氏(PAC法律事務所)

プロフィール

2005年弁護士登録。 2005年10月~ 東京都新宿区・小林・福井法律事務所 勤務(~2006年9月) 2006年10月~ 日本司法支援センター(法テラス)常勤スタッフ弁護士となる 2006年10月~ 長野県松本市・法テラス松本法律事務所 勤務(~2010年1月) 2010年1月~ 千葉県千葉市・法テラス千葉法律事務所 勤務(~2015年9月) 2015年9月 法テラス 退職 2015年10月~ PAC法律事務所 所属 刑事事件を中心に、 成年後見、相続、債務など一般民事家事事件に取り組む。